本日、当相談室のメルマガ『マイホーム購入塾』のvol.01創刊号を配信しました。
こんにちは。
家計とマイホーム相談室の草野です。
このメールマガジンは、
当相談室にお問合せ頂いた方に、
マイホーム購入に役立つ方法を
お届けしています。
前回の準備号 vol.00 に続き、
今号は vol.01 の創刊号となります。
家づくりセミナーのご案内もありますので、
ぜひ最後までご覧ください!
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マイホーム購入塾 Vol.01
2018年の住宅ローンは?
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明けましておめでとうございます!
って、すでに1月も半ばが過ぎましたね。
“今年こそはマイホームを!”という方。
家づくりは進んでいますか?
これから家づくりをお考えの方の中には、
“住宅ローンの金利はどうなる?!”
のか気になる人もいるでしょう。
そこで、2018年の住宅ローンの
金利動向などを予想してみましょう!
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- 変動金利タイプの予想
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まずは、変動金利タイプ。
2017年は、銀行間の低金利競争や
日銀のマイナス金利政策の影響で、
0.5%を切る銀行が現れました。
変動金利タイプは、
景気(=日銀の金融政策)に連動します。
2018年も劇的な経済情勢の変化は
ないでしょうから、引き続き
現在の低金利水準が続くことでしょう。
中には0.4%台前半という
金融機関も現れるかもしれません。
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- 長期の固定金利タイプの予想
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次が、長期の期間固定、
及び全期間固定金利タイプ。
長期の固定金利タイプは、
2016年2月のマイナス金利政策導入後、
同年8月にフラット35が過去最低金利を
更新するなど、“底”となりました。
ただ、その後は横ばいから
若干の利上げ傾向になっています。
長期の固定金利タイプは、
日本の10年モノ国債の利回り(長期金利)の
影響を受けます。
その長期金利に影響を与えるほどの
経済環境の変化や金融政策が出ない限り、
大きな金利上昇はないものの、
じりじり上昇する可能性はあります。
実際に1月の金利は12月から
若干の利上げとなっています。
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- 金融機関の動向
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住宅ローンという商品は、
金融機関にとって比較的リスクが低い上に、
保険や投資信託の販売など、
他の商品への入り口として営業戦略上
重要な位置づけがなされてきました。
ただ、“多少の利益を削ってでも売りたい”
と低金利競争が激化し、今度は住宅ローンの
収益が悪化しています。
そのため、金融機関の中には
住宅ローン業務の縮小(みずほ銀行)や
撤退(三菱UFJ信託銀行)を検討している
ところもあります。
また、地銀・信金でも、三重銀行と
第三銀行や桑名信金と三重信金など、
経営統合や合併の動きがでています。
住宅ローンを借りる側としては、
選択肢が減ることになり、場合によれば
金利などの条件が悪くなる可能性もあります。
ただ、住宅ローンを縮小する
金融機関だけでなく、より積極的に
取り組む金融機関も出ており、
恐らく二極化することになるでしょう。
中には、保障の手厚い団体信用生命保険など
ユニークな商品も出てくると思われます。
その二極化の中で、2018年は
住宅ローンの借り手としては自分に合った、
より有利な商品を見つけるスキルが
求められるようになってくるでしょう。
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- この1~2年にマイホームを手に入れるなら
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今年は、長期固定金利タイプの住宅ローンで、
若干の利上げの可能性もあります。
また、2019年10月1日の消費税10%増税が
近づき、今年の夏ごろから増税前の
駆け込み需要が発生するでしょう。
そういう点から、
この1~2年でマイホームが欲しい人は、
今から早めに動くことをお勧めします。
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- 住宅ローンの選び方が分からない方へ
家づくりセミナーのご案内
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「早めの家づくりを勧められても、
どうしたら良いのか分からないよ」
という方へ。
こんな状況下で、家づくりや
住宅ローン選びをどう進めればよいのか、
今度の日曜日にセミナーにてお話しします。
【1月21日(日)11:00~12:00】
『プロが伝授する
モデルハウスでどこを見る? 何を訊く?』
【1月21日(日)13:30~14:30】
『銀行が教えてくれない
有利な住宅ローンの選び方』
【講師】草野芳史
【会場】CBCハウジング名駅北
(無料駐車場あり)
【詳細】http://my-home-fp.com/event/20180121/
最後までご覧頂きありがとうございました。
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