去年の4月から融資率が9割になっている
長期固定タイプの住宅ローン・フラット35。
今年の夏ころから、国は融資率を10割に引き上げる検討を
進めていますが、平成26年度予算案のとりまとめに合わせて
だいぶ具体化してきたようです。
本日付の一部報道によると、
現時点での案は以下の通りとなっています。
平成26年4月1日の消費税増税による需要減への対策として、
当初は来年4月1日からスタートする予定でしたが、
昨今の駆け込み需要に対応するために、前倒しするとのこと。
そこで、平成25年度補正予算と平成26年度予算に予算計上し、
平成26年1月から平成27年3月までの期間で実施する予定。
ただ、無理な借入れから破綻する人が出る可能性があるため、
借入れの審査を厳しくするとともに、金利も上乗せするとのこと。
まぁ、金利が上がってまで、
無理にフラット35で全額ローンを組む必要があるのか
という議論もあると思います。
それはともかく、年明けから実施するということは、
近日中に詳細が発表される可能性がありますので、
これから3月にかけてローンの実行を控えている方は、
一応情報を押さえておいてもよいかと思います。
住宅ローン フラット35の融資率10割 新年からの再開を検討中
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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