本日は3組のご相談がありましたが、その中で
「住宅ローンの借り入れにあたり、
銀行から連帯保証人をつけることを求められたが、
連帯保証人になれる人の条件は何ですか?」
とのご質問がありました。
住宅ローンを借りる時は、連帯保証人ではなく
保証会社を利用するのが一般的。
保証会社というのは、連帯保証人の代わりに
住宅ローンの保証をしてくれる法人で、
保証するさいに保証料を請求します。
要は、保証料が売り上げという訳ですね。
ただ、銀行や借り入れする人の条件によっては、
保証会社を使わず、連帯保証人をつけるケースがあります。
例えば、
1)収入と借入額のバランスが悪く、
保証会社から保証を断られたケース
2)借りる人の属性(収入や勤務先などの条件)がよく、
保証料分を“割引”してでも貸したいと銀行が考えたケース
等があります。
この2例は、まったく逆のケース。
ですので、連帯保証人につていの考え方も全く変わり、
1の場合はしっかりした収入があることが条件だったり、
2の場合は専業主婦の奥さまでも大丈夫だったりします。
ここで挙げた連帯保証人の条件は、あくまで一例。
連帯保証人の条件は特に決まったものがある訳ではなく、
銀行の考え方や借入条件によって変わります。
ですので、銀行から連帯保証人を求められた場合の条件は、
銀行に聞いてみないと分からない、という訳です。
住宅ローン 連帯保証人の条件は?
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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