本日、メガバンクを始めとする民間金融機関から
8月の住宅ローンの金利が発表されました。
先月は日銀のマイナス金利政策に加え、イギリスのEU離脱問題の影響も受け、
10年以上の長期の固定金利タイプを中心に大幅な利下げとなりましたが、
名古屋地区の8月の金利動向はどうなったのでしょうか?
まずは変動金利タイプですが、
マイナス金利政策の影響による利下げの動きもひと段落しており、
今月も据え置きとなりました。
それでも変動金利タイプは
0.6%を切る低水準となっています。
日銀の金融緩和・マイナス金利政策は物価上昇率が2.0%になるまで継続の
見込みなので、変動金利も当面現在の水準で推移すると思われます。
次に、固定金利タイプと固定金利期間選択タイプ。
1月29日の日銀のマイナス金利発表以降-0.1%前後の水準で
推移している長期金利(10年モノ国債の利回り)は、
イギリスのEU離脱問題もあり7月末には-0.3%台まで低下。
そのため、10年以上の固定金利・期間選択タイプを中心に
先月に続いての利下げとなり、三井住友信託銀行では10年固定で0.35%、
30年の長期固定で0.75%という超低金利となっています。
ただ、メガバンクや信託銀行などは、
借入者の条件(属性)によって最低金利が出なかったり、
中間金やつなぎ融資の扱いも厳しく、
当初固定期間終了後の上げ幅が大きかったりします。
表向きの金利だけで判断せず
地銀・信金も合わせて比較する方が良いでしょう。
フラット35の金利動向の詳細は明日レポートしますが、
速報としては20年超のフラット35で0.90%と、
前月から△0.03%と過去最低を更新する利下げとなっています。
なお、上記の金利は金利プラン優遇後の“表向き”の数字です。
借入れ条件や借りる方の属性や交渉次第で、
さらに優遇幅を大きくすることもできます。
住宅ローン 2016年8月の民間住宅ローン金利動向 ~今月も一段の利下げ~
代表プロフィール
![](http://my-home-fp.com/wp-content/themes/sitetheme/images/representative.png)
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
メディア出演・掲載誌
-
2024/05/23
メディア出演・掲載一覧 -
2024/05/23
中日新聞・東京新聞「くらしとお金の相談室」に家の売却のついてコメント掲載 -
2024/02/07
LIFULL HOME‘Sに「ローコストで二世帯住宅を建てるには?」監修記事掲載 -
2023/12/22
「SUUMO注文住宅 東海で建てる」に監修記事掲載 -
2023/11/09
中日新聞・東京新聞「増える単身者の住宅購入」にコメント掲載
お客様の声
-
2024/06/29
岐阜市S.N様からのお言葉「住宅会社選びについてもアドバイスいただけて良かった」 -
2024/06/25
名古屋市R.K様からのお言葉「ローンを組むことへの不安が解消した」 -
2024/06/02
愛知県清水様からのお言葉「今後のライフプランの不安がやわらいだ」 -
2024/05/13
名古屋市T.K様からのお言葉「購入に踏み出す勇気がもてなかったが、背中を押してもらえた」 -
2024/04/28
一宮市R.H様からのお言葉「ライフプランが可視化され、買える家のレベル感がわかり非常によかった」
新着・イベント情報
-
2024/07/23
2024年8月3日(土) 知立市にて「住まいづくり相談カウンター」開催 -
2024/07/22
2024年8月4日(日)三重県津市にて住まいのワンポイント相談会開催 -
2024/07/18
メルマガ「マイホーム購入塾」vol.246発行しました
お問い合わせ
![【受付時間】9:00〜18:00(水曜定休)052-433-2802](http://my-home-fp.com/wp-content/themes/sitetheme/images/btnTel.png)
![メールでのご相談](http://my-home-fp.com/wp-content/themes/sitetheme/images/btnContact.png)