住宅・不動産業界 コロナウィルスによる住宅設備の納品遅れが、徐々に解消

新型コロナウィルスの感染拡大がなかなか止まりません。ここ数日は東京や千葉でも感染が広がり、志村けんさんもお亡くなりになりました。欧米の感染は爆発的に広がっており、アメリカは6月を目途に収束させるとの話も出ていますが、実際のところ収束の目途は立っていません。外出自粛、果ては都市封鎖(ロックダウン)が取り沙汰される中で、家づくりをお考えの方から、「家づくりを進めても良いのか?」というご相談もいただいています。大金が動く家づくりですから、もしコロナウィルスの影響で景気低迷、収入ダウンとなれば、ライフプランも大きく変わり、家にかけて良い予算が下がる可能性もあります。また、手持ちの株式や投資信託などを売却して頭金に充てようとしていた方にとっては、暴落したいまの相場だと、想定していた頭金が捻出できない事態も起こりえます。

 

今回のコロナウィルスが今後どのように世界経済などに影響するかは、まったく見えません。それこそ季節的なインフルエンザ程度で何ごともなかったように収束する可能性もあれば、まったく未知のウイルスということで想像以上の健康被害が出る可能性もゼロではありません。ただ、一つ言えるのは「現時点ではまったく先が読めない」ということです。ですので、いまコロナウィルスの影響で家づくりを迷っているという方には、時間の許す範囲で様子を見ることをお勧めしています。幸い、住宅ローン減税の13年間延長の適用期限が、今年中の新居への入居だったところ、来年以降の入居も対象になるように検討中です。

 

また、コロナウィルスの影響で建材・設備の納入が遅れたりストップしていましたが、ここのところ中国での工場再開や、部材の代替ルートの確立などで、納品の目途も立ってきました。設備大手のLIXCILは4月上旬にはキッチン・バス・トイレの一部の納品遅れが解消すると先週発表していますし、TOTOも3月24日に洗面化粧台の納期が回復したのに続き、昨日30日現在、トイレ商品とキッチン商品も、条件付きながら納期回復の目途が立ってきたと発表(詳しくはコチラ)しました。コロナウィルスの感染拡大がが早期に収束しない場合でも、経済活動を行うために、対策が立てられるものと思われます。

 

いまの東京のコロナウィルスの感染状況は、2週間前のアメリカ・ニューヨークと類似しているとも言われています。もしニューヨークの後を東京が追うようなら4月中旬にはその結果が分かります。どうしても家づくりを進めてよいのか迷うという方は、あと1か月ほど様子を見てから判断するというのが、現実的なところかもしれません。

 

 

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