家づくりの進め方 間取りが決まった後に失敗しないために気を付けたいこと

注文住宅の打合せが進み、工事の請負契約を結ぶ時というのは、まさに着工直前、いつでも着工できる状態になっているかと言うと、ほとんどの場合、そんなことはありません。一般的にはある程度間取りが固まった段階で契約を結びますが、契約してから着工までに決めることは、まだまだ山ほどあるからです。

 

ちょうど6月に着工予定のご相談者がいますが、先日、間取りが固まったところで、これからの進め方や着工に向けた注意点をご質問いただきました。そこでお話しした中で特に重要なのが、「いつまでに何を決めなければいけないかを把握すること」です。

 

間取りが固まった段階というのは、専門用語で言うと「基本設計」が完了した状態となります。その後は「実施設計」として、例えば細かな仕上げ材(床や壁、天井など)の具体的な色や品番を決めたり、設備機器(キッチン、浴室、洗面等)を決めていきます。また、ドアなどの建具や収納棚、さらに照明やスイッチ・コンセントなど、いろいろ決めることがあります。それらを確定するタイミングが、住宅会社によって違ったり、決めるものによっても違うのです。

 

まず、住宅会社による違いですが、大手ハウスメーカーの場合は、極端に言えば、1~2日程度ショールームに籠り、仕上げ材から設備機器まで順番に決めていきます。そして「承認図」に承認印を押して工場に部材を発注したら、原則として変更はできません。それに対して地元の工務店の場合は比較的のんびりしており、着工後にモノ決めを行ったり、変更も可能だったりします。

 

ただ、工務店であっても、発注や工程の関係で、ものによって変更できる時期が違います。例えば早い段階で発注して現場に設置してしまうユニットバスなどは、早い段階で決めなければいけなかったりするのに対し、照明やコンセントの位置などは、比較的遅い段階まで微調整が効くこともあります。

 

そういう点では、工務店などでは「図面では分かりにくいから、着工後に現場を見ながらゆっくり検討してもらって大丈夫ですよ」などと言ってくれることもありますが、その言葉を信用してモノ決めをのんびり構えていたら、「この部材についてはすぐに決めて欲しい」などと急かされ、「えっ、なんで早くいってくれなかったの!?」なんて事態も起こり得ます。

 

そんなバタバタな状態でモノを決めても、「もっとしっかり考えればよかった」と後から不満が出てしまいます。そんな事態を防ぐため、あらかじめ「何を、いつまでに決めなければいけないのか」を確認しておけば、それに合わせて検討することができるようになります。気の利いた営業マンや設計者、コーディネーターは、事前にちゃんとそういった案内をしてくれますが、新人や気の利かない担当者だと、行き当たりばったりになりかねません。打合せの際には、できるだけこれから先のスケジュールを確認し、いつどんなことをするのか、どのように準備しておけばよいのかを、しっかり確認下さい。

 

 

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