住宅ローン 世界的金融引締め=円安の影響で、7月の住宅ローンは軒並み利上げ

本日から7月ということで、各金融機関から今月の住宅ローンの金利が発表されました。自然界では一足先に東海地方でも梅雨明けしたと思ったら40度にもなるような猛暑とちょっとした異常事態ですが、住宅ローンの金利においても世界的な利上げの影響で、軒並み利上げとなりました。

 

変動金利については景気と連動するため先月から変わっていません。が、それ以外の金利タイプでは、3年から5年といった短期の固定金利期間選択タイプから35年という長期の固定金利まで、銀行によっては0.2%という大幅な利上げになっています。長期固定金利タイプのフラット35では35年返済の最安金利で1.510%で、これは先月から0.03%、今年1月からだと0.21%の利上げとなっていて、団信を含んだ現行制度になってから最高金利を更新しており、それ以前の団信込みの金利から見ると6年ぶりの高水準となっています。この傾向はあまり金利を変えない地銀・信金まで及んでいます。

 

これだけ金利が上がってくると今後のさらなる利上げが気になるところですが、現在、欧米の金融緩和縮小といった世界的な利上げ圧力に対して日銀は力づくで長期金利(日本の10年モノ国債)を目標とする上限いっぱいの0.25%以内に抑え込んでいます。その影響で、円安=物価高の悪影響も出ていますが、このたびの参議院議員選挙でも大きな変化もなさそうなので、黒田総裁の任期である来年4月までは一進一退しながら少々の利上げはありつつも極端な利上げは起こらないのではないでしょうか。

 

 

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家計とマイホーム相談室 草野芳史

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