昨日は名古屋市緑区のハウジングセンターでのイベント講師の後、その近くで3年ほど前に注文住宅をお建てになったご相談者宅にお邪魔してきました。建築家の設計したお宅で、木質感溢れる柔らかな空間で、雨が降っていましたが湿気も感じない快適なリビングでお話しをお聞きしました。
住まい心地などもお聞きしたのですが、メインテーマは家計について。家づくりの前にも家計のシミュレーションを行い、ライフプランを踏まえて家の予算額を設定しましたが、新居での暮らしも2年が経ち、生活費など実際にどのように変わったかの検証と今後の家計の改善についてお話ししました。家計のデータを見ながらあらためてシミュレーションをしたところ、当初の想定とそれほど大きなずれはありませんでした。ただ、少しずつでよいので、毎月の収支を改善すると、老後のゆとりがかなり出ます。まさに塵も積もれば山となる、コツコツの積み重ねが効いてくるのです。
改善方法はいろいろありますが、人によって選ぶべきものは違います。例えば旅行好きな方に、家計改善のために旅行を止めろというのは乱暴な話。また、共働きで外食が多いというご夫妻に自炊をしろというのも、やはり無理が出ます。でも、自炊とまではいかなくても、外食の代わりにデパートやスーパーなどでお惣菜を買って家で食べるなら、買う手間や片付ける手間はあるものの、外食に比べればかなり支出は抑えられます。自宅なら車の運転も不要なのでお酒も呑めますし、食後すぐにお風呂に入ったり寝ることも出来ます。外で呑む代わりに、ちょっといいお酒を買って自宅で楽しむこともありでしょう。
・・・なんてお話しをしてきました。家計は生き物です。いちどシミュレーションして安心するのではなく、家族の変化に応じて都度チェックするのと同時に、自分たち家族に合った改善方法を考えることで、将来にわたって安心の家計になります。新居での生活が落ち着いたら、家計の再チェックをすることをお勧めします。
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マイホーム購入前に、中立な第三者にご相談を!
名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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