本日から12月。2022年も残り一カ月となりました。今年は世界的な金融引締めで住宅ローンの金利も上昇基調となりましたが、締めくくりとなる今月の金利はどうなったか、見てみます。
変動金利タイプについてはこれまで通り横ばいとなっています。固定金利選択型や長期の固定金利については、先月まで3カ月連続の利上げとなっていましたが、世界的な金融引締め=利上げも収束に向かうとの見通しが出てきたこともあり、今月は利上げは一息つき、逆に利下げした銀行も見受けられました。円ドルの為替もちょうど本日ドル136円と一時150円まで下がったことを考えれば、すぐに劇的な改善とまではいかなくても、多少は風向きも変わるかもしれません。
ただ、長期固定金利タイプの代表的ローン商品のフラット35については、返済期間50年のフラット50こそ0.06%の利下げとなりましたが、返済期間20年以内のフラット20と返済期間35年以内のフラット35はともに0.11%の利上げとなり、現行の新機構団信がスタートした2017年10月以降で過去最高を更新しました。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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