前回の記事で、住宅ローンの金利動向をお伝えしましたが、
その中で、名古屋近辺の地銀・信金の金利をご紹介しました。
ここで一つお断りしなければいけないのですが、
当ブログ『FP直伝! 住宅ローン選びのポイント』の管理人は、
名古屋でファイナンシャルプランナー、及び
家づくりのコンサルタントとして活動しています。
(詳しくはコチラをご覧下さい)
そのため、これからも名古屋、及び愛知・岐阜・三重の
東海3県の情報が多くなってしまうと思いますが、
ひとつご留意の上、ご覧下さいますようお願いします。
というのも、名古屋というのは
住宅ローンについて言えば、全国的に見て少々特殊な地域。
他の地域に当てはまらないこともあるからなのです。
それを象徴するのが“名古屋金利” という言葉。
いったいどういう意味なのか?
名古屋というのは、もともと堅実な土地柄。
おカネを借りるということにも慎重で、
余計な利息を払ってまでモノなど買わなくても良いという、
まぁ、ケチと言っても良いかもしれません。
さらに自動車産業をはじめ製造業が盛んで、全国的に見れば
それなりに資金も潤沢。慎重な上にお金も持っているとなれば、
誰も進んで借金などしません。
このような借り手有利な市場でおカネを貸そうと思えば、
銀行は金利を下げざるを得ないというワケです。
それがいわゆる“名古屋金利”。
他の地域に比べて名古屋の金利が低いことを意味します。
実際に管理人がコンサルティングをしたお客さまの例では、
変動タイプで0.70%、10年固定で1.05%といったところ。
最近では、長期固定タイプで当初10年間が1.25%、
11年目以降が1.87%という、考えられない商品も出てきました。
恐るべし、名古屋金利?!
よその地域の人は、名古屋の人はいいなぁ、と思うかもしれません。
確かにその通り。でも、名古屋にお住まいで無くても、
おトクな名古屋金利を使える“裏ワザ”があります。
それは、東京や大阪などの大都市に限られますが、
名古屋に本店を置く地銀などの支店で住宅ローンを借りるというもの。
名古屋にいなくても名古屋金利の恩恵にあずかれるかもしれませんよ!
住宅ローン 恐るべし?! 名古屋金利
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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