早いもので2023年もあと1か月となりました。本日、各金融機関から12月の住宅ローン金利が発表されましたので、金利の推移を見てみます。
7月末に行われた、長期金利(日本の10年モノ国債)の利上げ用に人などの日銀の金融政策の変更以降、長期金利が1.0%近くまで上がったことで住宅ローンの金利は全般的に4か月続けて利上げされてきましたが、11月に入って長期金利が0.7%くらいまで下がりました。そのため、フラット35(返済期間20年超)で前月の1.96%から1.91%の0.05%利下げなど、長期の固定金利タイプや固定金利期間選択タイプで利下げに転じた金融機関も見られました。ただ、中には利上げした金融機関も見受けられるなど、金融機関によって判断が分かれています。
今月の住宅ローン金利はいったん利上げも落ち着きましたが、このまま利上げが止まったり利下げに転じるとは言いづらい状況です。日銀が長期金利の上限の目途としている1.0%になるまではまだ利上げの可能性もあります。今後は、いつアメリカが利下げを行うかによりますが、今のところはっきりした見通しは無いので、少なくとも年明け以降、春先くらいまでは極端な利下げにはならないのではないでしょうか。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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