6月13日・14日に開催された金融政策決定会合で日銀は、黒田日銀前総裁の異次元金融緩和で進められた国債の大幅購入を変更し、今後、長期国債の買い入れを減額する方針を固めました。3月に決定したマイナス金利政策の解除と長短金利操作(YCC=イールドカーブコントロール)の撤廃に続く金融引き締め・金融政策正常化の一つとなります。具体的な減額については7月に決定し、早ければ8月から減額を始める予定です。
今後、国債購入が減額されれば、国債価格の下落=長期金利の利上げに繋がりますが、急激な変化は市場を混乱させる可能性があるので、数年かけて正常化する見込みです。そのため、長期的には住宅ローンの長期固定金利も上がる可能性がありますが、短期的には大きく利上げされることはなさそうで、週明けの市場(6月17日終値)でも長期金利は週末から△0.01%の0.925%となっています。
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家計とマイホーム相談室 草野芳史
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