住宅ローン SBIアルヒ50年住宅ローン開始 メリットと注意点

以前は35年が一般的だった住宅ローンの返済期間ですが、最近は40年返済も珍しくなくなるなか、本日7月16日、今度はSBIアルヒが変動金利タイプの住宅ローン「ARUHI住宅ローン(MG保証)ユアセレクト」の返済最長期間を35年から50年に延長しました。

 

返済期間が長くなることで、

・年間の返済比率が下がるため、より借入額を増やすことができる

・同じ借入額なら、毎月の返済額を下げることができる

といったメリットがあります。

 

実際にアルヒのHPにも記載されている通り、借入可能額は年収700万円の場合、35年返済なら7240万円のところ50年返済は8100万円と860万円増え、返済月額は借入額3000万円の場合、35年返済なら81,836万円のところ50年返済は62,023円と19,813円低くなります。

※SBIアルヒのHPより

 

ただ、このアルヒも含め、50年返済の住宅ローンは完済時年齢が80歳に設定されていることがほとんどで、最長50年返済にするためには借入時の年齢が30歳以下でなければならず、金利も上がります(アルヒの場合は+0.1%)。また、返済期間が延びるということはその間の利息負担も増え、例えば上記の借入額3000万円の場合、総返済額は35年返済なら約3437万のところ50年返済なら約3721万円と約284万円上がります。

 

さらに、50年という長期間のあいだ、本人の退職や病気、子どもの進学や独立、親の介護といった家族の変化や金利や物価などの経済情勢の変化も避けられません。住宅ローンを借りすぎると、家族や経済環境の変化で住宅ローンの返済が苦しくなる可能性もあります。50年返済の住宅ローンは条件は悪くありませんが、35年返済に比べてより借りすぎには注意して下さい。

 

 

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家計とマイホーム相談室 草野芳史

https://my-home-fp.com/

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