昨日は、メ~テレ八事ハウジングにて、
セミナーの講師でした。
テーマは『ここに注意!
2017年までに家を買う人・建てる人』。
“2017年”に何があるかというと、
4月1日に実施される10%への消費税増税。
建物の金額が3000万円だったら、
2%税率アップで60万円の増額。
少なくない金額です。
ただ、こと住宅取得については、
金額が大きく家計や景気への影響も大きいため、
税制優遇などの負担軽減措置が用意されています。
例えば、住宅ローン減税、すまい給付金、
住宅取得資金の贈与税の特例などがあります。
セミナーではそれぞれの制度の概要と
注意点をお話ししました。
その中で一つだけ注意点をご紹介すると、
負担軽減措置は制度によって細かく要件が違ったり、
時期によって優遇額が変わるということ。
例えば、すまい給付金は消費税が10%になると
給付対象が拡大します。
また、住宅取得資金の贈与税の特例は、贈与を受ける年や
消費税率、建物の仕様(一般住宅か認定住宅か)によって、
非課税の枠が500万円から3000万円と大きく変わります。
ですので、自分はどの制度が使えるのか、
もしくは使いたいのかによって、
建てる時期や建物が変わることさえ出てくるのです。
今回のセミナーでも12名のご参加をいただいたように、
大勢の方にお話しするセミナーでは、
個別の事例ではなくどうしても一般論になってしまいます。
それでも、『8%までに購入した方が得と聞いていたが、
具体的なことは知らなかったので、知れてよかったです』
といったご感想をいただきましたので、ご参考にしていただけたようです。
せっかくの優遇制度。
うまく活用して、消費税増税という大波を乗り切りたいところ。
もし、「自分の場合はどんな優遇制度が使えるの?」と
疑問をお持ちの方には、個別にご相談をお受けしますので
遠慮なく住宅相談センターまでお知らせ下さいネ。
P.S.
昨日は、セミナーを挟むように、
朝と夕方に合計3組のご相談をお受けしました。
さすがに、セミナー2講座の講演と
3組のご相談は、ハードでした?!
セミナー・相談会のご案内 消費税10%増税を乗り切るには・・・ セミナーにてお話ししました
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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