毎月改訂される住宅ローンの金利。
その動向レポートも、今年2月を最後に
半年以上ご無沙汰していました(^^ゞ
今後は毎月更新していきたいと思います。
では、久しぶりですが、
名古屋地区の9月の金利動向のレポートです。
まずは変動金利タイプですが、
これまでのマイナス金利政策が継続されていますので、
今月も据え置きとなっています。
相変わらず変動金利タイプは
0.6%を切る低水準となっています。
変動金利については、日銀は物価上昇率が2.0%になるまで
現在の水準を維持する見込みです。
次に、固定金利タイプと固定金利期間選択タイプ。
日本の10年モノ国債の利回りは、
春以降0.02%程度まで下がったものの、
7月以降0.10%まで上昇し、その水準を維持しています。
そのため、固定金利タイプや固定金利期間選択タイプも
全体的に利上げ傾向が継続しています。
また、全期間固定金利タイプの一つ、フラット35も同様で、
フラット20、フラット35、フラット50の
全ての返済期間で利上げとなりました。 (カッコ内は対前月)
・フラット20 1.31%(+0.02%)
・フラット35 1.39%(+0.05%)
・フラット50 1.75%(+0.05%)
※融資率が9割を越す場合
・フラット20 1.75%(+0.02%)
・フラット35 1.83%(+0.05%)
・フラット50 2.19%(+0.05%)
※フラット35S
・フラット20 1.06%(+0.02%)
・フラット35 1.14%(+0.05%)
※フラット35Sで融資率が9割を越す場合
・フラット20 1.50%(+0.02%)
・フラット35 1.58%(+0.05%)
なお、メガバンクや信託銀行などは、
借入者の条件(属性)によって最低金利が出なかったり、
中間金やつなぎ融資の扱いも厳しく、
当初固定期間終了後の上げ幅が大きかったりします。
表向きの金利だけで判断せず、柔軟に条件交渉ができる
地銀・信金も合わせて比較する方が良いでしょう。
住宅ローン選びでご不明な点やがあれば、
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