低金利や各種手数料が安いと言われ、
利用者が増えているネットバンク。
住宅ローンについても同様で、
団体信用生命保険・保証料・繰り上げ手数料などが無料で、
しかも団信には8大疾病の保証が付いている銀行もあります。
そのため、ネットで検索してみても
「ランキング」の上位にはネットバンクが名を連ねています。
ただ、このネットの住宅ローンのランキングは
サイト運営者が住宅ローンの専門家だけでなく、
ホームページ制作会社や広告代理店、
さらには運営者がよく分からないものまであります。
鵜呑みしてしまい自分で比較検討しないと、
思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるので、注意が必要です。
例えば、新生銀行やソニー銀行の変動金利タイプを選んだ場合。
一般的に、変動金利タイプで返済する場合、半年毎に適用金利が
見直されるので、金利上昇による負担を軽くするために、
・返済額を5年間一定にするという“5年ルール”
・6年目に返済額を見直す際に、直前の返済額の1.25倍を
上限にするという“1.25倍ルール”
というのがあります。
でも新生銀行とソニー銀行にはそのルールが無いため、
金利が上昇した場合、負担がモロに家計にかかってきます。
さらに注意が必要なのが新生銀行。
新生銀行の平成25年7月の変動金利は、
基準金利1.6%から0.62%優遇の0.980%。
団信・保証料無料を考えると、お得そうに見えます。
でも、この優遇金利が適用されるのは最初の半年間だけ。
ずっとおトクだと思っていたら、半年後には金利が1.2%にアップ、
団信や保証料が無料といっても、ごく平凡な数字になります。
(今月の金利の場合)
返済開始から半年経ち適用金利の見直しを迎えると、
当初借入金利適用が終わり、その時点の基準金利からの
優遇幅が0.4%に縮小するからです。
さらに、ローンの残高が500万円を切ると、
基準金利からの優遇幅が全くのゼロになるのです。
当初期間が過ぎると優遇幅が縮小するというのは、
10年固定などの期間選択タイプの場合にはあたり前ですが、
変動金利タイプの場合、優遇幅は返済期間中変わらないのが一般的。
新生銀行の変動金利は、“変動金利タイプ”というより
“固定金利期間選択タイプ”の“半年固定タイプ”
もしくは“0.5年固定タイプ”と呼んだ方が適切な気がします。
なお、ソニー銀行も変動金利は0.872%と低いですが、
こちらは手数料が借入額の2.1%かかります。
銀行も商売ですから、売り文句を強調しながら、
どこかで帳尻を合わせるワケです。
ネットバンクに限らず、住宅ローンを選ぶ際には
売り文句のウラに隠れる“特徴”をよく把握した上で
ご判断ください。
住宅ローン ネットバンクの変動金利タイプの注意点
代表プロフィール

草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP®
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
元金城学院大学非常勤講師
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