住宅ローン 意外と銀行は教えてくれない?! 住宅ローン検討時に確認すべきこと

本日は2組のご相談をお受けしました。
うち1組は住宅ローン選びのご相談で、
本日が初めてご相談。
すでに何行か住宅ローンの仮審査に通っているとのことで、
どのローンがよいの?というご相談。
そこで条件をお聞きして比較するのですが・・・
住宅ローンを比較する際には、
基準となる条件を決める必要があります。
一番大きなところでは、金利タイプをどうするか?が挙げられます。
変動金利の銀行と固定金利の銀行をを比較しても
土俵が違うので比較しようがありません。
そこで「変動金利・期間固定・固定金利とどの金利タイプをご希望ですか?」
とお聞きしたのですが、まだ決まっていないとのこと。
さらに、「金利タイプの特徴や違いについて、銀行から説明を受けていますか?」
とお聞きしたのですが、お聞きしていないとのこと。
知らなければ、選びようがありません・・・
本来、このような説明は銀行がすべきことでしょう。
今回もそうでしたが、草野が説明して
「初めて金利タイプのことが分かった」
ご相談者がおっしゃることもしょっちゅうです。
どうしてか?
単に面倒くさいのかもしれません。
借りる側がそこまで要求していないのかもしれません。
でも、住宅ローンは選び方ひとつで利息額が何百万円も変わり、
将来の金利上昇リスクも大きく変わります。
知らずに選んで、ローン返済で苦労するのは、
借りた人本人なのです。
銀行によっては扱っていない金利タイプがあったり、
自行が売りたい金利タイプがあったりもします。
それはあくまで銀行の都合です。
銀行側に説明責任が求められるのは当然ですが、
借りる側にも自己責任も求められます。
銀行が説明してくれなくても、
 ・金利タイプの違いや特徴
 ・返済期間設定の考え方
 ・事務手数料や保証料、団信などの諸費用の内容や金額
 ・元利均等返済と元金均等返済の違い
 ・団体信用生命保険の内容
 ・住宅ローン減税の仕組み
などは最低限確認することをお勧めします。
ちなみに、住宅相談センターにご相談いただければ、
初回相談で上記のほかに
 ・借入できる金額の目安
 ・住宅ローンの審査のポイント
 ・メガバンク・ネット銀行・地銀・信金の違い
 ・金利水準
 ・銀行・住宅ローン選びの有利な進め方や注意点
 ・繰り上げ返済の仕組みや考え方
などもニュートラルな立場でお話ししています。
銀行に聞いても分からなかったり説明してくれないときは、
お気軽にお問合せ下さい。

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