本日、メガバンクを始めとする民間金融機関から
8月の住宅ローンの金利が発表されました。
先月は、長期金利(10年モノ国債の利回り)の利上げに合わせて
期間固定や超長期固定金利タイプで2か月連続の利上げとなりました。
今月はどうなったのか、
名古屋地区の8月の金利動向をお伝えします。
まずは変動金利タイプから。
変動金利に影響を与える日銀のゼロ金利政策は終わったものの、
大幅な量的・質的金融緩和が継続中で、
昨年10月末にも追加の緩和策が発表されました。
そのため、基本的に1.0%を切る低水準で推移しており、
0.8%を切ることも珍しくなくなり、
ネット銀行の中には0.6%を切る銀行も見られるようになりました。
日銀の金融緩和政策は物価上昇率が2.0%になるまで継続の
見込みなので、変動金利も当面現在の水準で推移すると思われます。
次に、固定金利タイプと固定金利期間選択タイプ。
6月に一時0.5%を超えた長期金利(10年モノ国債の利回り)は
7月に入って落ち着きを見せ、7月末には0.4%台前半まで下がりました。
その影響で、メガバンクやネットバンクを中心に
期間固定や超長期固定金利タイプで、先月に引き続き
0.05%程度の利下げとなっています。
ただ、名古屋地区の地銀・信金の表向きの金利にはそれほど大きな変化は無く、
ボリュームゾーンは10年固定で1.25%程度となっています。
フラット35の金利動向の詳細は明日レポートしますが、
速報としては、返済期間20年以内のフラット20で1.35%、
20年超のフラット35で1.58%と、0.03%程度の利下げとなりました。
なお、上記の金利は金利プラン優遇後の“表向き”の数字です。
借入れ条件や借りる方の属性や交渉次第で、
さらに優遇幅を大きくすることもできます。
住宅ローン 2015年8月の民間住宅ローン金利動向 ~3か月ぶりの利下げ~
代表プロフィール

草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
メディア出演・掲載誌
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メディア出演・掲載一覧 -
2023/02/21
中日新聞「住宅ローン金利 どう動く」にコメント掲載 -
2023/01/10
「不動産売却の費用・手数料を一覧で紹介」記事監修しました -
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中日新聞「参院選2022 中部経済 課題の現場から 住宅ローン」コメント掲載 -
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不動産売却の教科書「家を購入するときの流れ」監修記事掲載
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