住宅ローン 2018年9月の住宅ローンの金利動向 ~利上げ傾向が続く~

毎月改訂される住宅ローンの金利。

 

その動向レポートも、今年2月を最後に

半年以上ご無沙汰していました(^^ゞ

 

今後は毎月更新していきたいと思います。

 

では、久しぶりですが、

名古屋地区の9月の金利動向のレポートです。

 

 

まずは変動金利タイプですが、

これまでのマイナス金利政策が継続されていますので、

今月も据え置きとなっています。

 

相変わらず変動金利タイプは

0.6%を切る低水準となっています。

 

変動金利については、日銀は物価上昇率が2.0%になるまで

現在の水準を維持する見込みです。

 

 

次に、固定金利タイプと固定金利期間選択タイプ。

 

日本の10年モノ国債の利回りは、

春以降0.02%程度まで下がったものの、

7月以降0.10%まで上昇し、その水準を維持しています。

 

そのため、固定金利タイプや固定金利期間選択タイプも

全体的に利上げ傾向が継続しています。

 

 

また、全期間固定金利タイプの一つ、フラット35も同様で、

フラット20、フラット35、フラット50の

全ての返済期間で利上げとなりました。 (カッコ内は対前月)

 

・フラット20  1.31%(+0.02%)

・フラット35  1.39%(+0.05%)

・フラット50  1.75%(+0.05%)

 

※融資率が9割を越す場合

・フラット20  1.75%(+0.02%)

・フラット35  1.83%(+0.05%)

・フラット50  2.19%(+0.05%)

 

※フラット35S

・フラット20  1.06%(+0.02%)

・フラット35  1.14%(+0.05%)

 

※フラット35Sで融資率が9割を越す場合

・フラット20  1.50%(+0.02%)

・フラット35  1.58%(+0.05%)

 

なお、メガバンクや信託銀行などは、

借入者の条件(属性)によって最低金利が出なかったり、

中間金やつなぎ融資の扱いも厳しく、

当初固定期間終了後の上げ幅が大きかったりします。

 

表向きの金利だけで判断せず、柔軟に条件交渉ができる

地銀・信金も合わせて比較する方が良いでしょう。

 

住宅ローン選びでご不明な点やがあれば、

お気軽に家計とマイホーム相談室にご相談下さい!

 

 

 

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