新型コロナウイルスによる外出自粛が続いています。本日も、オンラインによるミーティングが2件、お電話による家づくり相談が1件と、草野もすっかり在宅ワークが板についてきました。以前は「家では集中して仕事ができない」と言っていたことなど、想像できません。名古屋駅前の相談室へは、いまは週1回程度のペースで郵便物チェック&鉢植えへの水やりに行っているだけです。その週1回の相談室への出勤もマイカーを使っているので、東京などに緊急事態宣言が出された4月7日以降この2週間、電車には一切乗っていません。こんなに長期間電車に乗らなかったのは、社会人になってから初めてです。
・・・で、ふと思ったのが、「定期代、もったいない!」ということ。在宅ワークに入る前は、「週に2~3日くらいは、ラッシュ時を外して出勤するかも」と思っていたのですが、さにあらず。「緊急事態宣言が明ければ、また出勤するだろう」という希望も、少々甘い見立てだった気がします。仮に連休明けに緊急事態宣言が解除されたとしても、以前のように毎日出勤するということは、当分の間無さそう。であれば! 定期券は払い戻ししてもよいのでは?と考えた次第。
そこで新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けた、鉄道各社の定期券の払い戻しの取り扱いについてネットで調べたところ、各社とも特例を設けていることが分かりました。例えば、名鉄(名古屋鉄道)の場合は、
「同年4月10日以前に購入された通勤定期乗車券を払いもどしされるお客さまにつきましては、今回の宣言の趣旨に鑑み、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からも多くのお客さまが外出を控えられるものと想定されますため、弊社の駅窓口でのお申し出日にかかわらず、同年4月10日(金)にお申し出いただいたものとしてお取り扱いをいたします」
「同年4月11日以降に定期乗車券を使用した場合は、その最終使用日に払いもどしのお申し出をされたものとみなします」
とのこと。ようは払戻日が遅れても、愛知県に緊急事態宣言が発令された4月10日以降に乗車していなければ、4月10日に遡って払い戻してくれるということです(※名鉄のHP)。これは通学定期券も同様の扱いです。ただ、
「払いもどしの際にはご利用開始日から4月10日までご利用いただいたものとして弊社規定による払いもどし計算とさせていただき、所定の手数料を差し引いた額での払いもどしとなります」
とのことで、さすがに手数料までは負けてくれません(※名鉄のHP)。それでも、草野は7月上旬まで期間が残っていたので、いったん定期券を払い戻しすることにしました。
JR各社や他の大手私鉄も同じような取り扱いをしているようです。例えば、名古屋市営地下鉄も同様の取り扱いで、しかも手数料はかかりません(※名古屋市交通局のHP)。近鉄の場合は、期日が関西に緊急事態宣言が発令された4月7日となっているのと、1か月単位での払い戻しになる点が名鉄と違います(名鉄や名古屋市営地下鉄は1か月未満は日割り計算となります。ちなみに草野の定期券は7月7日までだったので、近鉄方式だと約27日分が戻ってこない計算になるようです。名鉄は太っ腹!?)。
なお、JR東日本も同様の扱いになっていますが、JR東海では通学定期券のみが対象で、通勤定期券は対象外のようです(※JR東海のHP)。JR東海の定期券をお持ちで在宅ワークを行っている方は、早めに払い戻しをした方がよいかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で、経済が厳しい昨今。会社から指示があるかもしれませんが、在宅ワークに切り替えたため定期券を使っていなければ、いちど検討することをお勧めします。ちなみに、草野は3か月近くの定期券の払い戻しで27,860円が戻ってきました(^-^) ちょっとしたボーナス気分です!
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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