今日から10月。いよいよ2021年も残り3か月となりました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置も全国的に解除されました。そんな社会情勢の中、各金融機関から10月の住宅ローンの金利が発表されましたので、金利動向を見てみます。
まず変動金利タイプですが、先月から動きはありません。変動金利タイプは景気と連動しますが、日銀金融政策決定会合で主要金融政策が据え置かれていることもあり、当面動きは無いでしょう。長期の固定金利期間選択タイプ型や全期間固定金利タイプは、先月から0.05%程度の利上げとなっています。これは、長期金利(日本の10年モノ国債)が先月から上がっているためです。自民党の岸田新総裁は従来の安倍・菅路線を大きく変えることは無いでしょうから、当面長期金利も大きく変わることは無く、当面長期の固定金利もプラスマイナス0.05%程度で推移すると思われます。
今後、住宅ローンの金利が動くとすれば、新型コロナウイルスの感染の動向や、衆議院議員選挙の結果次第ですが、極端なことは無いのではないでしょうか。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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