本日、各金融機関から6月の住宅ローンの金利が発表されました。この春まで利上げ傾向が続いていましたが、4月に1年半ぶりにフラット35が利下げされるなどようやく利上げの止まる兆しが見え、5月は各金融機関で利上げ・利下げの判断が分かれいったん足踏み状態でした。そして本日発表された6月の金利では、フラット35(返済期間20年超)が0.07%利下げの1.760%になるなど、各金融機関とも長期の固定金利を中心に軒並み利下げとなりました。
このまま利下げが続くわけではありませんが、アメリカでもFRB理事が利上げの一時停止を示唆するなど、そろそろ海外でも利上げがひと息つき今年後半以降には利下げに転じる見込みもあるため、それまでは現状維持か多少の利下げといったところではないかと思います。
また、今月は三菱UFJ銀行で変動金利タイプを0.345%、じぶん銀行で0.319%と利下げの動きがみられました。変動金利タイプは景気と連動すると言われていますが、ネット銀行だけでなくメガバンクでもついに0.3%台前半にまで下がってきました。とは言っても変動金利は原則として半年ごとに見直しされるため、今は低金利でも返済期間中に利上げされる可能性もありますが。それでも家計に余力があったり、積極的に繰上返済をする予定で金利上昇リスクを気にする必要のない人にとっては、実に魅力的な金利と言えるでしょう。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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