アメリカFRBが利上げを様子見　住宅ローンの金利はどう動く？ – マイホームの買い時や予算を診断｜名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナー

2023.06.16 住宅ローンアメリカFRBが利上げを様子見　住宅ローンの金利はどう動く？

このところ世界的に利上げが続いている中、アメリカの連邦準備理事会（FRB）の会合が開かれ、政策金利を据え置く決定をしました。これまでインフレ（物価上昇）を抑えるために利上げを続けていましたが、11会合ぶりに利上げは止まりました。アメリカの利上げは円安の圧力となり、日本の住宅ローンの長期固定金利の利上げにもつながっていましたが、アメリカの利上げが止まり、利下げに転じるようなら日本の住宅ローンの長期固定金利も下がる可能性があります。

とはいえ、今回の政策金利の据え置きはあくまで様子見で、このまま下がる可能性もゼロではないものの、まだ上がる可能性もあります。一時期に比べれば利上げの勢いも落ちているので、マーケットでもいつ利下げに転じるかが注目されていますが、今年の後半から来年くらいが一つの転換期とも言われています。