1ドル160円を突破し、一時1ドル162円近くまで下がった対ドルの円相場ですが、先週から政府・日銀の2兆円規模の円買い介入が取りざたされ1ドル157円まで上がるなど、円の上昇圧力が強まっています。
さらに、今週に入り
・16日 トランプ氏 インタビューでドル高を問題視
・17日 FRBウォラー理事
「政策金利の引き下げが近づいている」と発言
・17日 河野太郎デジタル相のインタビュー記事
円安是正のため、日銀に利上げ要求
といった動きが出ており、本日7月18日の午前中は155円台で推移しています。
今後、日銀も国債の買い入れを減らす方向で、アメリカのFRBが9月に利下げを行うと見られており、対ドルの円相場は上昇基調になる可能性があります。
この円相場の動きが住宅ローン金利への与える影響も気になりますが、変動金利タイプについては大きな動きはないでしょう。ただ、長期の固定金利タイプについては、日銀の国債買い入れ減少などで長期金利(日本の10年モノ国債の利回り)が上がるようだと固定金利も利上げの可能性がありますが、その前に円高が進むようならそこまで長期金利や住宅ローンの固定金利は上がらない可能性もあります。これから住宅を取得する人にとってベターなのは、円高が進むものの長期金利が上がらないというシナリオでしょうが、果たしてどうなるでしょうか。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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