2月18日の債券市場で、長期金利(日本の10年モノ国債の利回り)が1.43%まで上がりました。これは2009年11月以来の15年ぶりの水準となります。
長期金利は、日銀前総裁・黒田氏の金融緩和によるイールドカーブコントロール(長短金利操作)により、低い水準で推移してきましたが、段階的に上限が1.0%まで引き上げられたあと、昨年3月19日の日銀の金融政策の変更でイールドカーブコントロールも撤廃されました。その後、一時的に0.8%まで下がったこともありましたが、昨年夏以降徐々にあがり、ついに1.4%も突破しました。
長期金利は、住宅ローンについてはおもに長期の固定金利タイプに影響を与えます。長期固定金利タイプの代表的商品であるフラット35では、2025年2月の金利(返済期間20年超)で1.89%ですが、2009年当時は3.0%を超えていました。今後、長期金利の上昇に伴い、10年以上の固定金利期間選択タイプから全期間固定金利タイプの住宅ローンの利上げが予想されます。
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家計とマイホーム相談室 草野芳史
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