住宅ローン 3月の住宅ローン金利 長期金利上昇の影響で幅広く利上げ

 

日銀の政策金利引き上げなどで、住宅ローンの金利が上がっています。少し前までは「住宅ローンの金利は上がらない」という“低金利神話”がまかり通っていましたが、最近はメディアでも住宅ローンの金利上昇がよく取り上げられています。

 

そんななか、昨日、各金融機関から3月の住宅ローンの金利が発表されましたが、やはり今月も上がっています。今月は15年ぶりという水準の1.4%台まで上がった長期金利(日本の10年モノ国債の利回り)の影響で、固定金利期間選択タイプや全期間固定金利で幅広く0.1~0.15%程度の利上げとなりました。全期間固定金利タイプのなかでは比較的利上げ幅の低い・フラット35(返済期間20年超)でも、前月から+0.05の1.940%となっています。

 

この利上げ傾向はまだ続きます。少なくとも1月24日に日銀が政策金利を引き上げた影響で、変動金利が4月にメガバンクから地銀・信金まで幅広く上がるでしょう。すでに3月もイオン銀行で0.83%、楽天銀行0.995%といちぶのネット銀行では利上げされており、いくつかの銀行では4月に変動金利タイプの店頭金利をリげするの告知も出ています。日銀は2025年中にあと1回か2回政策金利を引き上げると言われているので、そうなると変動金利タイプは1.0%の大台を年内にも突破することになるでしょう。日米の金利差が円安ドル高や物価高に繋がっており、その金利差がある程度縮まるまで利上げは続く可能性があります。

 

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家計とマイホーム相談室 草野芳史

https://my-home-fp.com/

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