3月19日は日銀とFRBと日米の中央銀行が政策金利を据え置く決定をしました。
日銀は1月24日の金融政策決定会合で政策金利を0.5%に引き上げたばかりなので、今回の据え置きという決定自体は特段目を引くものではありません。ただ、日銀の植田総裁は「経済・物価の見通しが実現していけば政策金利を引き上げる」とも明言していますので、年内にあと1~2回の利上げは十分あり得る状況となっています。
また、アメリカのFRBは連邦公開市場委員会(FOMC)でやはり政策金利の指標・フェデラルファンド金利の誘導目標を4.25~4.5%のまま据え置きとしました。年内に2回追加利下げを行うという方針は維持されているものの、トランプ大統領の関税政策など不透明な要素が多分にありますが、トランプ大統領自身も関税の引上げによる景気の減速を抑えるために政策金利の引下げを要求しています。
なお、スイスの中央銀行は3月20日に政策金利を0.25%に引き下げたため、主要国の中での最低金利は日本からスイスに入れ替わりました。これで、低利の日本円で調達した資金を高利のドルなどで運用する「円キャリー取引」は多少なりとも納まり、円安ドル高も多少是正されるかもしれません。
ちなみに上記のように日銀の政策金利は据え置きでしたが、その動きとは関係なく、4月の変動金利タイプの住宅ローンは利上げの見込みです。これは1月24日に政策金利を引き上げた影響で、すでにいくつかの金融機関では店頭基準金利を0.25%程度利上げの予定で、それに連動するように変動金利も利上げされるでしょう。あとは優遇幅をどの程度に設定するかで、実際の貸出金利が決まります。来週には大勢が判明します。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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