ネットバンクの楽天銀行が、11月21日から
新しく住宅ローンの取扱いを開始しました。
これまで楽天銀行はフラット35を扱っていましたが、
「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」として、
変動金利と、2年、3年、5年、7年、10年固定がスタート。
フラット35も含めて、変動、固定、期間固定と
主要な各金利タイプをカバーすることになります。
団体信用生命保険(団信)は無料で事務手数料は
定額の31.5万円(消費税込み)。
返済方法は元利均等返済と元金均等返済から選べ、
繰り上げ返済手数料は100万円以上からで無料となっています。
諸費用や中古住宅購入+リフォーム資金も融資の対象になり、
連帯債務者も団信に加入できる「夫婦連生型団体信用生命保険」が、
金利に0.2%上乗せで利用できます。
金利は、変動が返済口座に楽天銀行を指定すると
通常の金利から0.3%の優遇となり、
・変動金利 0.718%
・2年固定 1.110%
・3年固定 1.148%
・5年固定 1.248%
・7年固定 1.419%
・10年固定 1.711%
となっています。
10年固定ではそれほどではありませんが、
変動金利タイプで、かつ楽天銀行を返済口座に指定すれば、
0.718%と魅力ある商品になっていると言えます。
ちなみに、商品名にもなっている「金利選択型」は、
「返済期間中、固定金利と変動金利を何度でも選択できる」というもの。
自由に選べるのは変動金利期間中か固定期間が終了したときだけで、
固定金利期間中は金利タイプを変更することはできないので、
特にとりたてて強調するほどのものではないと言えます。
他のネットバンクと比べてどうなのか、
変動金利タイプで比較してみました。
(11月の金利、各行団信と保証料は無料)
楽天銀行 金利0.718% 手数料31.5万円
住信SBI 金利0.698% 手数料 融資額の2.1%
※団信は8大疾病付
ソニー銀行 金利0.899% 手数料4.2万円
金利0.599% 手数料 融資額の2.1%
楽天銀行は手数料が31.5万円とはいえ定額なので、
借入額が多い場合はより有利になりそうです。
来年3月31日までに新規で借り入れると、
1か月分の利息相当額の楽天スーパーポイントを
プレゼントするというキャンペーンも実施中。
普段、楽天をよく利用する人にとっても、
なかなか面白い商品と言えるかもしれません。
住宅ローン 楽天銀行が住宅ローンの取扱いを開始
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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