本日は数年前に家づくりをなさったご相談者宅にお邪魔して、家づくりの当時やその後の暮らしぶりなどをお聞きしました。いろいろなお話が出ましたが、土地を購入して注文住宅をお建てになった経験からおっしゃったのが、「家づくりで1年以上かかると大変だと草野さんから聞いていたけれど、まさにその通りだった」とのお言葉。
大きな買い物だけに家づくりで焦りは禁物で、慌てて家づくりをしたことで失敗したり後悔することもあります。ただ、だからといって何年もかけて家づくりをすると、仕事や育児をしながら大きな決断の連続に、体力的・精神的な負担も相当なもの。焦って失敗することなく、かといって負担に耐えられる家づくりの期間としては1年がいいところと言えます。
また、仕事の繁忙期や子供が生まれるといったことがあれば、その時期と家づくりが被らないようにするとか、被るにしても住宅会社を決めるといった重大な決断と忙しい時期が被らないようにするようにスケジュールを意識することも必要です。さらに、土地探しからだと想定通りの時期に土地が見つかるとも限りませんし、人気エリアだと土地探しだけで1年どころか数年かかることもあります。そんな場合は、土地探しは長期戦のつもりであまり入れ込みすぎないことも重要です。
ほかに、入居時期が数年後ということもあるでしょう。そんな時はいったん要望や条件整理、スケジュールの検討をした後はしばらく小休止とし、入居希望時期の1年ほど前になったら本格的に家づくりに取り掛かるくらいでちょうど良いと言えます。
家づくりは大きな買い物だけに山もあれば谷もあり、それに相応する負担もかかります。スケジュールの立て方次第でその負担感も大きく変わりますす。急ぎ過ぎても長すぎてもダメ。1年ほどを目安にスケジュールを決めることをお勧めします。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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