先日の住宅ローンのご相談の中で、「銀行員の方がお勧めの借り方や住宅ローンを教えてくれるのですよね?」との話がご相談者から出てきました。売り手(貸し手)として顧客に最善の提案をしてくれると思いますよね?
が、基本的に銀行員が資金計画や住宅ローンの選定、税制優遇の使い方などを提案することはありません。銀行側とすると、あくまでお客様の希望に対して、所得や物件の担保価値などの審査をして貸せるかどうかの判断をするだけです。してくれるとしたら、住宅ローンや団体信用生命保険の商品説明程度で、下手に「こういう借り方が、いちばん税金が浮きますよ」とか「この住宅ローンだとお得ですよ」と提案すると責任問題に発展してしまうことがあるからです。そもそも税金の計算は税理士の資格がなければできないですし、おトクな住宅ローンを提案すると言っても、自行で扱っている住宅ローン商品は金利タイプと団体信用生命保険、あとは手数料の支払い方が違う程度と、それほど選択肢も多くはありません。
ですので、住宅ローンの選定はあくまで借り手の自己責任。金利タイプや団体信用生命保険、税制優遇の活かし方、そしてどの銀行の住宅ローンにするかまで含めて、ご自身でしっかり調べて判断する必要があります。ネット情報を調べてもいろいろな意見があり、それも発言する人の立場によってかなり見解も異なります。そんなときこそFPの出番!というと宣伝になってしまいますが、家計とマイホーム相談室では客観的なデータ(金利動向や家計のシミュレーション)をもとに、中立な立場で住宅ローン選びの考え方をお客様に合わせて提示しますので、迷った時にはお尋ねください。
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マイホーム購入前に、中立な第三者にご相談を!
名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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