本日は午前・午後と家づくりセミナーの講師でした。
セミナーのタイトルは、前回ご紹介した通り
『いい土地がスムーズに見つかる 土地探し成功術』
『銀行が教えてくれない 有利な住宅ローンの選び方』
と、これから家づくりをお考えの方向けの内容。
セミナー終了後にはいくつか個別のご相談もお受けするなど、
まさにこれから家づくりを本気で考えようという方々に
ご参加いただきました。
午後にお話しした内容は、タイトル通り
おトクな住宅ローンの借り方について。
どうすればおトクに借りられるのか?
それは、家電や車を買うのと同様、
銀行と条件交渉をするのです。
エッ?! 銀行が交渉に乗ってくれるの?
と思った方もいるかもしれません。
確かに、銀行や住宅ローンの商品によっては
金利交渉が出来ないものもあります。
例えば、メガバンクやネット銀行などは、
条件交渉が効かないケースがほとんど。
逆に言えば、地元の地銀や信金などは
交渉の余地がおおいにあるのです。
最近はネット社会ですから、
ネットで住宅ローンを調べると、
たいがい“ランキング”上位で出てくるのは
ネット銀行だったりします。
また、ネットで信託銀行の金利を調べると、
変動金利タイプで0.5%を切る水準だったりします。
それに対して地元の地銀や信金は0.6%以上となっており、
それだけ見ると「さすがネット銀行、おトクだね!」と
思ってしまうかもしれません。
でも!
名古屋を中心とする愛知県は、
全国的に見て特に金利の低い地域なのです。
もともと借金を嫌う風土があります。
そのうえ東京や大阪に比べて土地が安かったり、
そもそも実家の土地に家をたてるなど、
資金的に余裕があったりします。
そこに岐阜や三重の銀行が出店攻勢をかけ、
競合が激しくなり、ローンを借りてもらうために
金利を下げざるを得なくなり、
“名古屋金利”という言葉があるくらいなのです。
表向きは金利が高そうに見えますが、
銀行は相手を見て金利を下げてくるのです。
例えば、ある地銀の場合。
ネットにも出ている表向きの金利は
8月現在、変動金利タイプで0.975%。
でも、交渉によって実際は0.425%にまで下がります。
その引下げ幅、ナント0.55%!
これだけ金利が下がれば、
3000万円を35年・元利均等返済で返せば、
支払いの差額は300万円以上になります。
さらに、うまくやれば団体信用生命保険に
無料でガン保証も付けられるので、
ネット銀行以上の好条件になるのです。
こういったウラ情報というのは、
ネットだけを見ていても分かりません。
また、地域性も大いに影響します。
上記は、あくまで名古屋を中心とする愛知県、
もしくは東海3県でのお話しです。
さらに、借りる人の条件によっても
交渉結果は変わってきます。
でも、ちょっとした手間で数百万円浮くなら、
やらない手はありません。
住宅ローンはいったん借りてしまえば、
あとは何もせずとも支払いを抑えることが出来るからです。
(定期的なメンテナンスはした方が良いですが)
表に出てこないウラ金利をどうやって引き出すか・・・
ご興味のある方は、こちらまでお気軽にお問合せ下さいませ。