昨日は、家計の収支予測(キャッシュフロー表)を作成し、
ご相談者にご提出、ご説明しました。
キャッシュフロー表とは、ライフプランに基づいて
将来にわたる家計の収支を予測したもので、
住宅相談センターでは40年の収支をシミュレーションしています。
あくまで将来の予測であり、不確定要素もあるため、
想定される条件を複数設定して比較したりもします。
昨日も奥様の働き方やお子様の進路など、
いくつかのバリエーションを作成しました。
このお子様の進路というのは、
家計にとっても大きなウエイトを占めます。
我々ファイナンシャルプランナーの世界では、
“住宅資金”“老後資金”と並んで“教育資金”が
人生の三大資金と言われるほど。
これら3つの資金がうまく回れば、
家計に大きな問題はないとさえ言えるのです。
では、子どもの教育資金はどれくらいかかるのか?
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、大学と通った場合、
全て国公立で自宅から通ったとして、
おおよそ一人当たり1000万円程度かかります。
この金額には塾や習い事なども含まれます。
これが、高校から私立に通い、大学は私立の理系に進学し、
しかも下宿をした場合、トータルで2000万円程度になります。
これらの数字はあくまで平均値ですので、
特待生になれば下がったり、学校によっても上下しますし、
留学したり大学院に行けば(浪人や留年も?!)金額は上がります。
将来の子供の進路というのは、本人の意思もあるので
全てを決めきれるものではありません。
えも、将来の家計を考えるときには、
ざっくり子ども一人当たり1000万~2000万と
思っておけば外れはないでしょう。
草野家の子どもたちも、いまは小学校低学年ですが、
これから学費がかかってきます。
ふぅ。。。
世のお父さん、お母さん。頑張りましょう!
資金計画 子どもの学費はどれくらいかかる?
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
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