本日は建売住宅の購入をご検討中の方からのご相談がありました。
その中で、値引きはどれくらいできるのでしょうか?
とのご質問がありました。
不動産には相場はあっても定価はありません。
売り主と買い主が合意すれば、いくらででも売買されます。
ですので、うまくいけば大幅な値引きも期待でき、
実際に数百万円単位で値引きされたケースもあります。
でも、売り主だって高く売りたいのが本音。
高く売れるようなら値引きはしません。
逆にいうと、売り主が値引きせざるを得ない状況であれば、
何も言わなくても値引きを持ちかけてくることも。
それはどのような時なのかと言えば、
売り主が早く売りたい時です。
例えば、決算時期だとか、売れ残って不良在庫化しそうな時など。
逆に値引きが期待できないのは、
売り出して1か月以内とか、まだ工事中の物件など。
売り主とすれば、慌てて値引きしなくても
もっと条件の良いお客さんを探すことが出来るという訳です。
そんな状態で値引き交渉しても全く話に乗ってこないばかりか、
冷たくあしらわれかねません。
ですので、もしお買い得な物件を買おうと思うのなら、
売れ残りを狙うのが一番。
ただ、あくまで売れ残りですので、
いくら金額が安くても自分の希望に合うかは別。
金額よりも、それ以外の条件を重視するのなら、
希望の物件が売れてしまう前に、
値引きもほどほどで購入するしかないでしょう。
もし、希望の物件がキャンセル等で
安く値引きされているのを見つけたら・・・
それは滅多にないチャンスかもしれませんよ!
資金計画 建売やマンションを値引きできるタイミング
代表プロフィール
草野芳史(くさのよしふみ)
資格・役職等
CFP
住宅ローンアドバイザー
宅地建物取引士
公認ホームインスペクター(NPO法人日本ホームインスペクターズ協会)
(一社)マンション管理相談センター理事
金城学院大学非常勤講師
メディア出演・掲載誌
メディア掲載一覧を見るお客様の声
お客様の声一覧を見る新着・イベント情報
-
2024/11/19
2024年12月1日(日)三重県鈴鹿市にて住まいのワンポイント相談会開催 -
2024/11/14
メルマガ「マイホーム購入塾」vol.263発行しました -
2024/11/10
2024年11月30日(土) 中日新聞桑名ハウジングセンターにて住まいのワンポイント相談会開催