新型コロナウイルスの緊急事態宣言が4月16日に対象地域を全国へ拡大しましたが、感染が止まりません。昨日4月17日には東京の1日の新規感染者が200名を超し、累計感染者数もクルーズ船乗船者を除いても本日10,000名を突破したとのこと。東京などへの緊急事態宣言が出てから10日少々、その効果が目に見えて現れるのは週明けからですが、一気に感染者が減るわけではないので、感染者数2万人も時間の問題かもしれません。プロ野球がセ・パ交流戦中止を決定するなど、コロナの影響、いろんなところに出ています。
ただいま中古住宅のリフォームを検討中の草野にも、思いがけない影響がありました。コロナウイルス対策で在宅ワーク中の草野。時間に余裕があるので、家族でキッチンや浴室・トイレなどの住宅設備機器のショールームへ見学に行こうと思ったら。。。名古屋のショールームは、軒並み休館中! 調べてもらった建築士さんの情報だと、休館期日は、5月上旬までがリクシル、5月6日までがクリナップ、ウッドワン、タカラ、トクラス、5月10日までがTOTOとなっています。が、これらの日程はあくまで暫定ということで、新型コロナウィルスの状況によっては、さらに延びることになりそうです。カタログだけでは十分に分からないので、住設機器のモノ決めはまだ先になりそうです。住設機器は中国の工場が休止していた関係で、いまは部分的に再開しているものの納期が読めないため、リフォーム自体の工期もだいぶ遅れる可能性があります。いつ新居に引っ越せるのでしょうか(;_:) 非常時ですので、しょうがないですね。。。
ほかにも建設・住宅業界には新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、様々な対策が取られています。例えば、本日の新聞一面にも掲載されているのが、大手ゼネコンの工事中断。業界紙によると、大林組、戸田建設、西松建設、東急建設、清水建設の5社が全国で1000カ所を超す工事現場で施工を中断するとのこと。大手ハウスメーカーでも、ダイワハウスが本日から5月10日までの間、休工しています。
ハウジングセンターも、緊急事態宣言下では、各都道府県が使用制限や停止を要請できる「展示場」に該当するため、先行して緊急事態宣言の対象地域になっていた東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・福岡県でそれぞれ休業要請を行っており、さらに愛知県でも4月17日から休業要請を行いました。何社か大手ハウスメーカーの営業マンに聞いたところ、モデルハウスの新規来客は受け付けず、予約のみの受付けとなっているとのことでした。
現金給付も、減収世帯を対象にした1世帯30万円ではなく、全ての国民1人あたり10万円に方針変更となりました。また、住宅ローン減税や次世代住宅ポイントも期限が延長されます。これは事業者も消費者も、「仕事はしなくていいから、家から出るな」という国の意思表示でしょう。草野もいましばらく家でおとなしくしています。
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マイホーム購入前に、中立な第三者にご相談を!
名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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