ロシアのウクライナ侵攻という驚きのニュースが流れてきました。ロシアへの金融制裁など国際金融情勢も緊迫する中、日本の住宅ローンの金利はどのようになっているのでしょうか。3月の住宅ローンの金利が各金融機関から発表されましたのでリポートします。
変動金利タイプについては景気と連動するので、先月から据え置きとなっています。ただ、長期の固定金利タイプや固定金利期間選択タイプは、3年や5年といった短期の期間選択型含め軒並み0.05～0.1％程度の利上げとなっています。これは、ロシアのウクライナ侵攻の影響というよりもそれまでの昨年末から長期金利(日本の10年モノ国債)が上がっていた影響の方が強いと思われます。
今後が気になるところですが、ロシアのウクライナ侵攻後、長期金利は下がっています。逆にアメリカは今月利上げを予定しています。ウクライナの戦火が納まるのか、それともさらに拡大するのかによっても変わるでしょうから、何とも先が読めません。
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名古屋駅前の住宅専門ファイナンシャルプランナー
家計とマイホーム相談室 草野芳史
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