住宅ローン 欧州は利下げも、アメリカは金利据え置き

昨今の円安の原因に、日本と海外の金利差があります。その金利差を縮めるために日銀は政策金利の引上げを決めましたが、日本と逆に欧米は景気の減速に備えて昨年から政策金利の引き下げを進めてきました。その動きの中で、30日の欧州中央銀行は政策金利の引き下げを決めました。が、アメリカのFRB(連邦準備理事会)は29日、アメリカ経済が堅調であることを理由に、政策金利を引き下げずに据え置くことを決めました。

 

今後、トランプ政権のもとでどのような経済政策が行われるかは分かりませんが、これまで予想されていたアメリカの利下げが思いのほか早く終わる可能性もありそうです。そうなると、日米の金利差が縮まらずに円安が解消されなくなるため、日本の政策金利はさらに利上げされる可能性もあります。

 

これは日本の住宅ローンの金利がさらに上がることを意味します。少なくとも2025年中にもう一回は政策金利の引上げが予想されていますが、さらにもう一回引上げがあるかもしれません。すると、住宅ローンの変動金利タイプは1.0%の大台に乗る可能性も十分にあり、数年後には1%台後半になるかもしれません。もはや低金利神話は終わった前提で、住宅ローンを借りる時代になっています。

 

 

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家計とマイホーム相談室 草野芳史

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